5月18日(土)、日系センターホールにて第53回卒業式を行いました。
今年度の卒業生は、小学科29名、中学科15名、高等科13名。計57名が卒業証書を授与されました。会場には、美しい振袖や、ピシッとしたスーツ姿の卒業生が肩を並べ、晴れの舞台に立ちました。
ご参列くださった保護者の皆様、全教職員が見守る中、小学科代表、中学科代表、そして高等科卒業生一人ひとりに、村上陽子学園長より卒業証書が手渡されました。
在バンクーバー日本国総領事館より、丸山浩平総領事がご参列くださり、卒業生に向けてはなむけのお言葉をくださいました。
卒業生のスピーチでは、小学科はことわざを盛りこみ、それぞれ日本語学習から学んだ事を発表しました。中学科卒業生は日本語学習とその他の習い事や勉強との両立の難しさや、日本語能力試験についてなど、高学年ならではの苦労や頑張りなど経験したことを述べました。高等科卒業生は、茶道や華道など、文化学習での貴重な体験や家族に対する感謝の思いなどを心を込めてスピーチしました。
式の後半には、中学科2年・高等科初級クラスの生徒によるソーラン節が卒業生へのはなむけとして披露されました。会場全体が活気にあふれました。
高等科初級の有志による、「蛍の光」の演奏と共に、卒業生は晴れやかな笑顔で会場を後にしました。